【2024】AWS Jr.Championsを振り返る

はじめに

こんにちは。エンジニアのトミーです。
先日AWS SummitにてJr.championsの発表があり、弊社から落合が選出されました!!おめでとうございます!
2024年6月にJapan AWS Jr.Championsに選ばれてから、約1年間、さまざまなことを学ばせていただきました。
2025年4月にJr.Championsを卒業した今、遅ればせながらこの1年の活動を振り返り、次期Jr.Championsに向けてのメッセージを残しておこうと思います。

AWS Jr.Championsとは

このブログをご覧の方はご存じの方も多いと思いますが、『Jr.Champions』とは何なのか簡単に説明をさせていただきます。
2025年Japan AWS Jr. Champions クライテリアには以下の通り記載がありました。

AWS Partner Network (APN) 参加企業に所属し、現在社会人歴 1~3 年目で突出した AWS 活動実績がある若手エンジニアを「Japan AWS Jr. Champions」として表彰します。これは、AWS を積極的に学び、自らアクションを起こし、周囲に影響を与えている APN 若手エンジニアを選出しコミュニティを形成する、日本独自の表彰プログラムです。

パートナー企業に所属する社会人1~3年の若手エンジニアをさらに育成し、次世代のリーダーを増やしていこう!という取り組みです。

弊社からは、先輩エンジニアのダマルさんと私が選出されました!

Jr.Champions選出の経緯

私事ですが、選出から現在までを振り返ると以下のような遍歴になります。

1年目
・未経験で入社   – 2023年4月
・AWS案件への参加 – 2023年6月
・AWS CLF,SAAの取得 – 2023年8月

2年目
・SOA取得 – 2024年3月
・Jr.champions選出 – 2024年6月
・AngelDojoへの参加 – 2024年8月
・SAP取得      – 2025年1月

3年目
・Jr.champions卒業 – 2024年4月

応募のきっかけは、AWSをもっとうまく使いこなしたい、テックリードしたいという気持ちからでした。
2023年Jr.championsに選ばれていた先輩社員のお話も聞き、実力をつけるためのいい場所だと感じさせられました。
文系出身で自分の力の無さを思い知らされる中で、1年目の秋ごろにJr.championsへの選出を志しました。

Jr.Championsの活動内容

Meetup

Jr.Championsは、月に一度開催される『Meetup』という限定セミナーに参加できます。
Meetupでは、メンバーからのLT(ライトニングトーク)大会・ハンズオンワークショップ・勉強会など…様々な形式でインプットする機会をいただきました。
LT大会では、普段どんな取り組みをしているのかを知ることができ、とても刺激的でした。ほとんどの方々が勉強会級の質の高いLTを発表されており、非常に学びになりましたし、実際に業務に活かせた場面もありました。
ハンズオンワークショップ・勉強会では、発表を行うにあたってPresentationSeminarであったり、競技形式(RTA)で行われるハンズオンが記憶に残っています。

チーム運営

また、Jr.championsではコミュニティを自ら大きくする動きにフォーカスされていて、その一つがチーム運営にあると思います。
運営統括チーム、交流促進チーム、アウトプット促進チーム…など計21チームが存在していて、各々が自主的にチーム運営を行っていました。
また、Jr.championsを通して、勉強会や研修、資格取得に向けての集まりなど年間167回イベントがおこわなれたという…あっぱれ?

中には、専門学校に赴いての講義や、書籍を出版したチームもあり感銘を受けました。

こういった、Meetupを通してインプット・アウトプットの両方が提供され、より自由度が高くAWSについて活動できる場所がJr.championsです。

先日2024 Japan AWS Jr. Champions 活動レポートがAWSよりアップされておりましたので、詳細はこちらを 見ていただけるとわかりやすいと思います。

学びになったこと

「仕事」から「ライフワーク」へ

Jr.Championsに参加する中で、AWSに対する自分の向き合い方が大きく変わっていきました。
当初は業務に必要なスキルとしてAWSを学んでいましたが、Jr.Championsの勉強会や交流を通じて、技術そのものに興味を持ち、日常的に手を動かすようになっていきました。
特に、Jr.championsの方々の多くはすでに「ライフワーク」として落とし込んでいる方が多かった印象です。
業務外でもAWSのアップデートに目を通したり、新サービスを試してみたりと、自然と技術に向き合う時間が増えました。気づけば「タスクとして学ぶ」というよりも、「自分の関心で試してみる」スタンスに変わっていたように思います。
このような姿勢の変化は、Jr.Championsという技術に前向きなコミュニティに身を置いたことで生まれたものであり、自分にとっては技術との距離感を見直す良いきっかけとなりました
今では、AWSを学ぶこと、試すことが、自分にとっての”仕事”ではなく、習慣や楽しみ、つまり「ライフワーク」に近い存在になっていると感じます。
より業務を楽しくできるようになった、ともいえると思います。
この感覚は、Jr.Championsというコミュニティがなければ得られなかったものだと強く感じています。

AWSを日常的に扱う実力者たちとの交流

初めて参加した日のことを、今でも鮮明に覚えています。同年代にもかかわらず、AWSの全資格を保有している方、技術ブログで広く知られている方、知識・経験ともに非常に豊富な方など、まさに実力者ばかりが集まっていました。

そんな方々と出会い、同じコミュニティの一員として交流を持てたことは、Jr.Championsに参加したからこそ得られた貴重な経験です。フットサル大会や技術イベントなどで再会するたびに、お互いの近況を励まし合いながら刺激をもらっています。

ただの技術的インプット・アウトプットにとどまらず、「AWSを本気で楽しんでいる仲間とつながれた」ことが、私にとって何よりも大きな財産です。
meetupで行われるLTや勉強会、ブログの内容も私よりもはるかにレベルが高くAWS愛があふれる方々ばかりで、勉強となると同時にもっとAWSについて知りたいと毎度思わされておりました。

次期Jr.Championsへのメッセージ

私にとってこの1年間は後悔も多く残るものでした。たくさんの刺激を受けながらも、十分にアウトプットできなかったことが心残りです。

受賞直後、上司から「Jr.Championsはゴールではなくスタートだ」と言われましたが、その言葉の重みを今になって実感しています。

次に選ばれる方には、ぜひ積極的に「学んだことを発信する」ことを意識してほしいと思います。アウトプットこそが、自分の成長を加速させ、周囲にも良い影響を与える鍵だと、強く感じています。
改めて、本ブログをお読みいただいている次期Jr.championsメンバーがいれば、是非とも積極的にインプットしたものをアウトプットしていただければと思います。
Jr.championsは通常業務と平行して行われるので、なかなか大変かと思いますが楽しんで取り組むことに意味があると思います!

今年も6カ月強が過ぎてしまいましたが、振り返ってみるとアウトプット量が本当に足りていない…。
改めて、私も気合いを入れてアウトプットに専念していこうと思います!!!

まとめ

Jr.Championsは、ただAWSに関するスキルを高める場というだけでなく、「自ら学び、自ら発信する力」を育てる場だと改めて感じています。
私自身、アウトプットの量にはまだまだ課題が残りましたが、その重要性を強く実感した一年でした。

これからJr.Championsを目指す方々には、ぜひこのコミュニティを存分に活用し、自らの成長につなげていただきたいと思います。
そして何より、AWSの技術を楽しむ気持ちを忘れず、仲間とともに挑戦し続けてください!

今後もAWSを軸に、より多くの人と繋がり、学び合えるような活動を続けていきたいと思います。
Jr.Championsでの経験に心から感謝します。ありがとうございました!

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tomita
23年4月ギークフィード入社の新参者。 AWS初心者目線で情報を発信していきたいと思います。 Jr.Champions獲得に向けて頑張ります!

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