AWS Cloud QuestでゲームをしながらAWSを学ぼう

こんにちは。IPPEIです。

AWS公式のトレーニングポータルであるAWS Skill Builderに、ゲームをしながらAWSを学べる「AWS Cloud Quest: Cloud Practitioner」が追加されました。

 

これまでにない学習コンテンツなのでやってみたいと思います。

 

プレイ方法

Cloud Questのページにアクセスし、「ENROLL」ボタンをクリックします。

アカウントが無い場合には、ショッピングのAmazonアカウントで無料登録することができるので登録をしましょう。

 

 

ゲームの概要について記載がありました。

Cloud Practitioners will complete 12 hands-on assignments using AWS services. Each assignment consists of a business problem, a solution walk-through, learning videos, a practice lab, and a do-it-yourself activity. You will learn about AWS Cloud concepts, common use cases, billing and pricing models, security concepts, and business impacts.

クラウドプラクティショナーは、AWSのサービスを利用した12のハンズオン課題をこなします。各課題は、ビジネス上の問題、ソリューションのウォークスルー、学習ビデオ、実習ラボ、および自分で行うアクティビティで構成されています。AWSクラウドのコンセプト、一般的なユースケース、課金・価格モデル、セキュリティコンセプト、ビジネスインパクトについて学びます。

 

以下の12の課題です。

 

 

プレイしてみた

ITスタッフの新規メンバーとして、街の問題をAWSで解決するという設定のようです。

 

 

街中に課題が12個あります。最初の課題である「Cloud Computing Essemtials」をプレイしてみます。

 

 

アバターの設定をしてみました。

 

ゲーム開始するとすごい3Dの街でした。

この!マークの人に話しかけると課題が開始するみたいです。

 

 

おじさんはデータセンターにおいてサーバーを準備するのに数ヶ月かかるということにお困りのようです。

だったらAWSを使おうと主人公は提案しました。自然な導入だあ。

 

 

どうやらビーチの波の高さの予測ページがダウンしていて、早急にページを復旧させる必要があるという課題があるようでした。

予測ページは静的ウェブページのコンテンツとのこと。

S3の静的サイトホスティング機能を利用して復旧しようとなりました。

 

学習サイクル

ストーリーが終わるとソリューションセンターという学習コンテンツへアクセスします。

ソリューションセンターでは4つのステップで学習を行います。

 

1 Learn 学習 ・ソリューションアーキテクチャ全体像を見てみる

・ソリューションに関連するAWSサービスのビデオを見る

2 Plan 計画 ・構築タスクの一覧を確認する
3 Practice 練習 ・ステップバイステップのガイドを使ってソリューションの一部を構築する

・各ガイドの手順における重要なコンセプトを確認する

4 DIY 実践 ・学習したことを確認するためにソリューションを完成させる

・完成したソリューションを検証する

 

 

Learn:学習セクション

ソリューション全体のアーキテクチャを説明付きの図解で確認することができます。

 

 

また、サービスの説明動画を見ることができます。

この動画がとても丁寧にできており、日本語化が待ち遠しいです。

 

 

例えばこのS3のストレージティアのシーン、ひと目で分かる感じがいいですね。
手書きの感じもいい感じです。

 

 

複雑なアクセス管理についてもこの通りです。

?マークがついているバケットポリシーとIAMによるアクセス管理が推奨されています。

 

 

最高の学習コンテンツだと思います!!!

 

Plan:計画セクション

構築におけるタスクの一覧を確認することができます。

タスクには「Practice:練習」セクションで行うものと、「DIY:実践」セクションで行うものがあり、それぞれ画面左の目のマークをクリックすると対象の範囲がアーキテクチャ図でもわかります。

 

Practiceの範囲

 

 

DIYの範囲

 

 

Practice:練習セクション

実際にAWS上での構築を行いますが、AWSアカウントは専用のものが自動で払い出されます。

画面左上の「Open AWS Console」をクリックするとAWSマネジメントコンソールへアクセスできます。

 

 

あとは左下のステップに沿って構築タスクをこなしていきます。

右側に大きく実際の画面が出るので初心者も安心です。

 

 

必要なファイルはゲームからダウンロードできます。

 

 

サイトコンテンツをS3にアップロードし、静的ウェブサイトホスティングを有効にします。

バケットポリシーで読み込みのみを許可します。

 

 

S3のエンドポイントURLへアクセスすると、イカした波の高さ予測ページが表示されました。

 

 

静的ウェブサイトホスティングが完了したところでPrecticeセクションは終了です。

 

DIY:実践セクション

最後のDIYセクションは、Practiceセクションのようにステップごとの細かい解説はなく、課題と検証手順のみが与えられます。

 

 

今回の課題は、先程アップロードした静的ウェブサイトのファイルであるindex.htmlのファイル名をwaves.htmlに変更することです。

S3のエンドポイント/waves.htmlのURLをCloud Questに送信すると自動で検証され、結果が出ます。

 

さっそくやってみます。

 

 

URLを入力して「VALIDATE」ボタンをクリック!

 

 

検証が通ってクエストクリアしました。

 

 

1/12が終わり、Builder Levelも2に上がりました。

 

 

おわりに

まだまだコンテンツはありますが、最初の課題についての紹介でした。

ゲーム性はまだまだ序盤なので見えていない部分が多いですが、学習コンテンツとしての質とボリュームはすごすぎると感動しました。

0からAWSを勉強する人にとって、

  • 無料でサービス解説が見れる
  • アカウントを作成することなく実際に手を動かして構築できる
  • 構築したものの正しさを検証してくれる

というのは最高なのではないでしょうか。

また、学習動画がとても丁寧に作られているので、経験者の再学習コンテンツとしても良いのではないでしょうか。

時間があるときにちょこちょこプレイしていきたいと思います。

 

日本語対応が待ち遠しいですね!

 

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