PHP7技術者認定初級試験に合格したのでテキストや勉強法をお話しします

こんにちは、PHPが好きな伊藤です。PHPはPHPerKaigiに参加するぐらい好きです。

今年の2月にPHP7技術者認定初級試験を受験して、一発合格できました。

 

この記事では、受験にあたって使用したテキストや、勉強法、出題範囲を整理したいと思います。

 

使用したテキストは2冊

 

実を言うと、「独習PHP」の方は試験勉強始める前に読み終えてました。

ですので、受験にあたって使用したのは実質「徹底攻略PHP7技術者認定[初級]試験問題集」1冊のみとなります。

 

ただ、独習PHPで学んだ内容が多く出題されたので、ここでは上記2冊を使用したテキストとして挙げさせてもらいました。

 

勉強方法

徹底攻略PHP7技術者認定[初級]試験問題集(以下、黒本とします)を2周しました。

勉強期間は10日間でした。

 

具体的には、黒本を以下3点に注意して読み進めました。

 

1:問題を解く際は、必ず各選択肢を検討する

2:分からない用語があれば、調べる

3:挙動のイメージがつかないコードは、実際に書いて確認する

 

一つ一つ見ていきましょう。

 

1:問題を解く際は、必ず各選択肢を検討する

黒本は問題演習と解説が記載されている本ですが、こういった問題演習を解く上でよくないのは、瞬時に解答を選んでしまうことです。

例えば、黒本には以下の問題が載っています。

 

ファイルの内容すべてを読み込む関数として正しいものを選択してください(1つ選択)

A:fgets()
B:file_get_all()
C:file_get_contents()
D:is_readable()

 

答えはCですね。ファイルシステム関数を使ったことあれば解けると思います。

 

しかし、ここでCが正解だからCを瞬時に選ぶような癖をつけると、本番でA,B,Cすべての関数の知識がないと解けないような問題が出題されたときに解けなくなってしまいます。

 

なぜなら、PHP7技術者認定初級試験で出題される問題は、黒本の問題より難しいからです。

(過去問ではなく、あくまで問題集なのです。PC試験なので過去問は出回ってません)

 

という訳で、黒本の問題を解く際は必ず各選択肢を一つ一つ検討しましょう。

 

例えば、先程の問題ではこのように一つ一つ検討します。

 

・Aはデータを一行ずつ取得する関数だから違う

・Dはファイルが読み込み可能か調べる関数だから違う

・Bの関数、みたことない

 

2:分からない用語があれば、調べる

本試験では、ある程度php内で使われる用語の意味を理解していないと解けないような問題が出題されます。

なので、本を読んでいてよくわからない専門用語が出たら調べましょう。

なんとなくの理解ではダメです。腑に落ちるまで調べて理解しましょう。

 

PHPSESSIDを例に挙げると、PHPSESSIDにはセッションIDが含まれているんだ、でもセッションIDって何かよくわからないな、程度の理解ではだめです。

 

セッションIDはクライアントとサーバ、どちらが発行するのか、またどのようにやり取りされるのか、ぐらいまで調べておきましょう。

 

3:挙動のイメージがつかないコードは、実際に書いて確認する

本を読むだけだと、挙動のイメージがつかないコードは多いと思います。

その場合は、実際にphpのコードを書いて挙動を確認しましょう。

 

例えば、僕の場合Swift_Mailerオブジェクトの挙動がよくわからなかったので、実際に書いてメールを送るところまで確認してみました。

本番では実際にコードを書いてないと解けないような問題が出てきたので、曖昧な理解のまま受験せずに良かったと思いましたね。

 

出題範囲

出題範囲はPHP 技術者認定機構のWebSiteに掲載されています。

出題範囲を見る上で重要なのは、各項目の「出題される問題数」ですね。

 

例えば「Webのフォームの作成」や「データベース」は4問出題されるのに対し、「フレームワーク」や「コマンドラインPHP」は1問しか出題されません。

 

という訳で、出題率の高い問題箇所を重点的に学んでおきましょう。

特に、PDOを用いたSQL文、ループ処理・条件分岐のロジック部分は多く出題されます。

 

PHP7技術者認定初級試験を受けた感想

予想より難しかった、というのが正直な感想。

黒本の問題をイメージしていましたが、本番は明らかに難易度が違いました。

 

プログラミングの経験がない人なら、phpで何か作ったり、本で一冊学んでからでないと厳しいと思います。

ただ、プログラミング経験が半年以上ある人なら、黒本をやり込むだけで受かると思います。

 

黒本自体1週間あればこなせるので、受けてみたいと思った人は試しに近くの本屋で黒本の問題を軽く解いてみてください。

 

受けたメリットとして、phpを全体的にちょこっと理解出来た気がしました。

ググる時のキーワード選定が前よりは上手になった・・・気がします笑

 

試験結果レポート

825点でした。700点以上で合格です。

全部で40問なので、28問正解で合格ですね。ちなみに、PC試験なので結果は受験後に貰えます。

 

 

「ファイルの操作」が0%。全部間違えたの・・?うそ。

 

そういえば後半より前半の問題の方が難しかったです。

PC試験ですが問題はペンディングできるので、難しい問題は1周した後に解き直してみるのもいいですね。

 

受験後1ヶ月ぐらいしてから合格証が届きました。

 

 

合格者番号はこちらのサイトから照会できます。

 

上級試験も気になるけど、php7ではなくまだ5の模様。

7に更新されたら受けてみようかな。

 

PHP7技術者認定初級試験に合格したまとめ

・テキストは「独習PHP」と「黒本」を使用。経験者は黒本のみで対応できます

・勉強法は黒本を熟読すること。その際「各選択肢を検討する」「分からない用語は調べる」「イメージできない挙動はコードに書いて確認する」に注意しよう

・出題範囲はネットに載ってる。出題率も載ってるので、出題率の高い問題のカテゴリーを重点的に学ぼう

・本試験は黒本問題集よりも難しい。黒本の問題解説は読み込もう

 

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