【Kiro・Playwright】社内でフルAI開発バトル!!「1行も書かずに」Todoアプリを完成させた話〜Ammarの場合〜

こんにちは。エンジニアのAmmarです。

このブログはギークフィードアドベントカレンダー2025の10日目の記事です。

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自己紹介

クラウド開発事業部所属のAmmarです。
エンジニア歴は3年で、主にNode.jsを使った開発をしています。

普段使ってるAIツール

日常的に以下のAIツールを活用しています。

  • Cursor: 開発の際のコード提案など。携わっている案件で定義したルールのもとにチャットが回答してくれます。

企画概要とゴール

今回、「フルAI開発バトル」という企画に参加しました。

ルールはシンプルかつ過酷です。

 

詳しいルールや目的はアドベントカレンダー1日目の記事で紹介しております。

 

作業プロセス

要件の理解と整理

提示した要件を読み、求められる最低限の機能を理解し、なかったらアプリが使えない機能があるかなど気になる点がありませんでしたので早速Specs定義に進みました。

運営への質問事項

Kiroの使い方に慣れるのに集中しすぎて運営へ質問出来ることに気づきませんでした。。。

Specs定義

要件を整理した上で、スペック駆動開発の第一歩として、Kiroに要件定義を依頼しました。

指示に至るまでの思考プロセス

スペック駆動開発の場合requirements.md, design.md, tasks.mdを作ってくれますので簡潔に作りたいものとその要件で指示しました。

Kiroへの指示

途中で追加要件がありましたのであらためて指示し

最後に期限が過ぎたタスクの期限表示を赤色にしたくなりましたので依頼しました。

Kiroの出力

出力はすべての指示の結果です。

  • requirements.md

 

  • design.md

 

  • tasks.md

出力の判定と修正

Kiroの出力を確認し、期待通りか、修正が必要かを判断しました。

判定結果

問題なし

 

良かった点

  • 要件はほぼ渡される状態で指示したにも関わらずドキュメントを作ってくれます。
  • 途中でドキュメントの修正依頼も可能。

問題点

  • 修正を依頼する場合、タスクリストの順番がずれてしまうか最終チェックポイントからタスクが追加される。
  • Kiroの回答が表示されず、催促したら何もなかったように表示されることがありました。

Kiroとの対話

 

テスト実装

 

成果物

未完了タスク

完了タスク

所要時間

3~4時間

主な機能

  • タスク作成、編集、削除、完了・未完了の切り替え

工夫点など

  • 期限が過ぎたタスクに視覚的に表示

 

発見と学び

  • 要件定義の重要さ:見た目のこだわりが要件定義に皆無でしたので、良くも悪くもKiroに任せました。
  • コマンド実行する際に、Trustを選択してコマンドを信頼できるリストに追加することができます。

感想

良かった点

Kiroでスペック駆動開発を経験することが出来ました。

苦労した点

Kiroでスペック駆動開発が未経験のため操作の不慣れがありました。

今後に活かせること

今回はシンプルな管理ツールを作りました。ほぼ苦痛なく作れたと感じましたのでMVPなどを作る時に活かせると考えています。

 

この記事が、少しでもみなさんのにお役に立てば幸いです。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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