こんにちは!製品サービス事業部のよしだです。
今回はギークフィード趣味の会ブログリレー7日目です。
3/16〜3/22まで毎日メンバーが交代でブログ投稿します!
いつもは技術記事が多いですが、ギークフィードのメンバーって実際どんな人なの?って思われる方もいると思うので、今回は趣味や日常の話をメインにお届けします。
それでは7日目、スタートです!
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こんにちは。今回は少し趣味の話をさせてください。
最近ハマっているのが、「ラストウォーサバイバル(Last War: Survival)」というゲームです。
スマホやSNSの広告で見かけたことがある方もいるかもしれません。あの広告、シューティングゲームのような派手なアクション映像が多いんですが……実際はまったく違います。どちらかというと、じっくり戦略を練る頭脳戦に近いゲームです。広告に釣られて始めた人が「思ってたのと違う」となるのも、あるあるな話で(笑)。
【出典元】GooglePlayサイト:ラストウォーサバイバル
「ゲームの話?」と思った方、もう少しだけお付き合いください。遊べば遊ぶほど、現実のビジネスと重なる部分が多くて、個人的にとても興味深いんです。
目次
ラストウォーサバイバルってどんなゲーム?
ラストウォーサバイバルは、スマートフォン向けの戦略シミュレーションゲームです。舞台はゾンビウイルスが蔓延した終末世界で、プレイヤーは荒廃した大地に自分だけの「基地」を建設し、資源を集め、兵士を育てていきます。

参照元:https://appgameslab.com/lastwar/
ゾンビを倒す要素もありますが、このゲームの醍醐味はそこだけではありません。世界中のプレイヤーが「アライアンス(同盟)」を組み、同盟どうしで領土を争ったり、異なるサーバー間で侵攻・防衛を繰り広げたりします。リアルタイムでチャットしながら作戦を練り、組織として動く——いわば、ゲームの皮をかぶった国家間の覇権争いのような世界です。

そして面白いのが、努力やスキルだけでは勝てないところ。資本力の差がそのまま戦力の差として現れることもあって、フィールドは違えど、ビジネスの論理が通じる世界だなと感じています。
ゲームの中の「グローバル経済」
少し補足すると、このゲームは日本で最も課金されている重課金ゲームとしても知られています。基本プレイ自体は無料ですが、強くなるほど課金の誘惑が増していく設計になっていて、国内でも本気でお金をつぎ込むプレイヤーが多いようです。

参照元:日本モバイルゲーム収益・DL数Top10/画像はSensor Tower公式ブログより
数字で見るとそのスケール感がよくわかります。2023年8月のリリースからおよそ1年半で、累計ダウンロード数は約1億6000万、累計収益は26億ドル(約4000億円)超に達しています。2025年1月だけで約2億1200万ドル(約320億円)を売り上げたというのだから、もはやゲームというより一つの経済圏です。
日本の位置づけも面白くて、累計課金額の国別ランキングではアメリカ・韓国に次ぐ世界3位。しかもアクティブユーザー数はアメリカの3分の1以下なのに、売上ではほぼ同水準というデータもあります。つまり日本は、プレイヤーあたりの課金額が世界でも突出して高い市場ということになります。
プレイしていてまず驚いたのが、プレイヤーの国籍の多様さです。同じサーバーに、日本・韓国・アメリカ・中東……と、文字通り世界中の人が集まっています。
中でも中東圏のプレイヤーはとても強い印象があります。理由はシンプルで、課金額が桁違いだから。いわゆる「オイルマネー」とでも言うのでしょうか。資金力のある中東プレイヤーは序盤からその差を見せてくれます。
また、韓国プレイヤーも強いなと感じます。資金力というより、ゲーム文化の成熟度が違う感じで、戦略の精度や連携の速さ、情報共有の丁寧さが際立っています。
なんとなく、現実のグローバルビジネスと似ているなと思います。資本力がある国、産業として成熟している国——お金と文化と歴史が、競争の結果に少なからず影響している気がします。
「力の論理」がにじむサーバー政治
同じサーバー内での連盟間のやり取りも、なかなか興味深いです。
一つのサーバーには複数の連盟が存在していて、互いに調整しながらゲームを進めていきます。表向きは「話し合い」の形をとりますが、やはり強い連盟の意向が全体の流れを作ることが多いように感じます。

面白いのが、意思決定の進み方です。強い連盟が一方的に命令するわけではなく、「どう思う?意見を聞かせてほしい」と声をかけてくれます。ただ、その裏には「いつでもミサイルを飛ばせる」という現実があって……脅しというより、それが暗黙の前提として場にある感じです。
また、各連盟の調整役を担うメンバーも大変で、自分の連盟の利益を守りながら他の連盟との関係も維持しなければならない。他の調整役から「サーバー全体のことを考えろ」と言われることもあるそうですが、その「サーバー全体の利益」というのも、結局は強い連盟の論理の延長線上にある「全体」だったりします。
国際政治や、大企業と中小企業の関係に少し似ているかもしれませんね。
私が体験した「連盟の倒産危機」
少し私自身の話をさせてください。
ゲームを始めたのはおよそ10ヶ月前のことです。当時参加した連盟は40名ほどの組織で、少数精鋭で強いメンバーが揃っていて、サーバー全体でも目を引く存在でした。
ところが、入ってすぐにトップが立て続けに交代するという事態が起きました。もっと上を目指したいメンバーが次々と他の連盟に移籍していったのです。強いメンバーほど、より強い環境を求めて動いていく——それ自体は自然なことかもしれませんが、残された側にとっては正直しんどい状況でした。
このゲームでは20名を下回ると連盟が自動解散になるルールがあります。移籍が続いた結果、メンバーが21名まで減り……まさに「連盟倒産危機」でした。

そこからが踏ん張りどころでした。残ったメンバーみんなで声をかけ合い、コツコツと仲間集めを続けながら、少ない人数でもイベントに参加して結果を出し続けました。地道な積み重ねの末、30名ほどまで回復し、サーバー内でそこそこの成績を残せるようになりました。
小さくても諦めずに続けてきた、そんな連盟だったわけです。
「企業合併」をゲームで体験した
個人的にもっとリアルに「これはビジネスだ」と感じた出来事がありました。
そうして踏ん張ってきた30名ほどの組織でしたが、フットワークが軽く、メンバーの顔が見えるベンチャー企業のような雰囲気があって、居心地はよかったです。
ただ、サーバー内の勢力争いが激しくなるにつれ、単独では厳しい場面が増えてきました。そこで持ち上がったのが、別のアライアンスとの合併です。
その話し合いが、企業同士のM&Aのようで面白かった。
- トップは誰にするか
- 幹部の構成をどうするか
- 合併後の目標や方針をどう決めるか

どちらのアライアンスにもそれぞれのやり方やプライドがあって、「自分たちの流儀を持ち込もうとする人」と「新しい体制に合わせていこうとする人」が入り混じり、調整はなかなか大変でした。それでも最終的にまとまり、100名近い大きなアライアンスが誕生しました。ただ、そこからが本当の意味でのスタートだったと思います。
合併後に見えてきた「組織の現実」
人数が増えたからといって、すぐに強くなるわけではないのが正直なところです。
一番目に見えるのが、参加率の差です。重要な戦闘が始まると、積極的に動くメンバーとあまり参加しないメンバーに自然と分かれます。目的意識や熱量の違いが、勝負の場でそのまま出てしまう感じがします。
スキルやレベルの差も当然あります。課金額や経験値によって各プレイヤーの戦力は大きく違うので、強いメンバーが前線で戦い、後方支援が得意なメンバーが資源を送り込む——そうした役割分担をどう設計するかが、勝敗を左右します。
「全員が同じことをやれば強くなる」わけではなく、「それぞれの強みを活かしながらどう戦略を組むか」が大事。これは、チームで仕事をするときの考え方と、あまり変わらないなと感じています。
参照元:Last War ヘルプセンター
「そもそも何を目指しているのか」問題
ただ、もっと根本的なところで難しいなと感じることもあります。それが、メンバーそれぞれの「目的」の違いです。
同じ連盟の中にも、いろんな考え方の人がいます。
リスクを承知で積極的に攻めていきたいメンバーもいれば、他の連盟との関係を崩したくないから慎重にいきたいというメンバーもいます。兵士が減っても構わないから勝ちにいきたい人もいれば、できれば損害を出したくないという人もいる。高い目標を掲げてチャレンジしたい人もいれば、勝ち負けより楽しくやれればそれでいいという人もいます。
これが一般メンバーだけならまだしも、幹部の間でも同じような温度差があります。方向性をまとめるべき立場の人たちの間で認識がズレていると、日々の意思決定がなかなかスムーズにいかない。
そうしているうちに、「あれ、自分たちって何を目指してるんだっけ?」と、ふと迷子になる瞬間があります。

これ、会社やチームの中でも似たような経験をされた方、いるんじゃないでしょうか。集まった人たちの「やりたいこと」や「大切にしたいこと」がバラバラなまま進んでいくと、いつの間にか目的地を見失ってしまう。ゲームの中でその感覚を味わうたびに、組織って難しいなと改めて思います。
次のステージへ——海外最強チームへの移籍を考えている
ここまで書いてきた経験を経て、今、一つのことを考えています。
このゲームには、サーバーをまたいで別の連盟に移籍できる「移民ルール」があります。そ
れを使って、海外の最強クラスのチームに飛び込んでみようか、と。
小さな連盟で踏ん張り、合併を経て組織の難しさを肌で感じてきた。その経験を活かしながら、もっと強くて、もっと頼りにされる存在になるために——今度は自分から、より高いレベルの環境に身を置いてみたいという気持ちが出てきました。
言語も文化も違う、見知らぬ世界に飛び込むのは正直不安もありますが、それもまた、ビジネスの世界で新しい挑戦をするときの感覚と似ているかもしれません。

ゲームから気づいたこと
趣味として始めたゲームですが、気がつけば組織のあり方やグローバルな競争、合併後のチーム作りといったことを、画面の中で疑似体験していました。
資本力の差、文化の差、人の熱量の差——それらが入り混じる中で、どう戦略を考え、チームを動かし、結果につなげるか。ゲームの中に答えはありませんが、そういった問いを自然と考えるきっかけになっています。
もし興味を持っていただけたら、ぜひ一度試してみてください。終末世界を舞台にした覇権争いの中で、あなたなりの戦略を考えてみるのも面白いですよ。
次回もどうぞよろしくお願いします。
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以上、ギークフィードの中の人紹介でした!
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ここまでお読みいただきありがとうございました。
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