はじめに
こんにちは。エンジニアの落合です。
2025年6月末、Japan AWS Jr.Championsに選出されてから約一年が経ちました。
任期は2026年4月末で終了し、今まさに「あっという間だったな」と感じています。この記事では、一年間どんなことをやってきたか、やってみてどう変わったかを振り返ってみます。
ジュニチャンってなに?
まずジュニチャン(通称)について簡単に説明します。
「Japan AWS Jr. Champion Program」とは、AWS Partner Network(APN)参加企業に所属する社会人1〜3年目のエンジニアを対象とした認定プログラムです。AWSを積極的に学び、アクションを起こし、周囲に影響を与えている若手エンジニアが選出されます。
今年で3期目のプログラムで、GFからは毎年選出されており、私は3期生として参加しました。コミュニティでは半年で36個以上のプロジェクトが立ち上がり、ハンズオン企画・Qiitaリレー・AWSアップデート情報共有会・資格取得支援など、さまざまな活動が活発に行われていました。
一年間でやったこと
取り組みを大きく4つに分けて振り返ります。
1. コミュニティへの参加・サポート
ジュニチャンのコミュニティには、参加者として・サポーターとしても関わりました。
- Next Jr.Champions育成プロジェクト(裏方サポート):次世代のジュニチャン候補者を育てるプロジェクトに、裏方スタッフとして継続的に参加。運営側を経験することで、コミュニティが動く仕組みや工夫をより深く理解できました。
- 資格取得支援:メンバーの資格勉強をサポートするコミュニティにも参加しました。
2. コミュニティの作成・運営
一番力を入れたのがここです。Next Jr.Champions育成プロジェクトの裏方運営や、自分で企画した資格取得支援コミュニティの運営、さらに他社のジュニチャンメンバーと一緒に複数のイベントを企画・主催しました。資格取得支援コミュニティの設立は、自分自身が12冠を目指す中でモチベーション維持の難しさを感じたことがきっかけです。同じく資格取得を目指すメンバーを集めて、お互いに励まし合える場を作りたいと思い立ち上げました。
AWS業務の体験談 LT大会
実務でのAWS活用事例をテーマにしたLT大会です。登壇者それぞれの生の体験談が集まり、技術的な学びだけでなく「現場ではこう使うんだ」という気づきが多いイベントになりました。
目指せアーキテクチャマスター!シリーズ(全3回)
アーキテクチャ図をテーマにした連続企画です。3回を通じて「書く→見せる→手を動かす」という流れで設計する力を育てることを意識して設計しました。
第1回:アーキテクチャ図もくもく会
次回のLT大会で使うアーキテクチャ図を各自が作成する回。あわせてアーキテクチャ図の書き方講座も実施しました。
第2回:アーキテクチャ図持ち込みLT大会
事前に出したお題に沿って登壇者が各自アーキテクチャ図を作成し、こだわったポイントなどを5分のLTで発表してもらいました。さらに、AWS Top EngineerやAWS Ambassadorの方にも登壇いただき、設計時に意識していることをお話しいただきました。登壇者それぞれの考え方が見えてとても刺激的な回になりました。
第3回:手を動かして学ぶ環境構築
ハンズオン形式の回。CloudFormationであえて壊れているシステムを用意し、それを動かすために4つのバグを発見・修正していく内容です。手を動かしながらトラブルシューティングを学べる体験型の企画となりました。 一方で、資料を事前に配布しておらず、わからない箇所のたびにスライドを行き来することになり時間のロスが生じてしまいました。次回以降への反省として、資料の事前共有は必須だと学びました。
AWS Meetup Kansai For APN(関西支部)
関西在住ということもあり、関西支部の活動にも参加・運営として関わりました。
3. アウトプット強化
ブログと登壇の両面でアウトプットを増やしました。
- アドベントカレンダーへの参加
- 社内ブログの継続投稿
- 社内LT・社外コミュニティでの登壇
- MeetUpでの登壇
選出前はアウトプットに対して「完璧じゃないと出せない」という気持ちがありましたが、活動を通じて「まず出す、磨くのは後」というスタンスに変わっていきました。
4. 資格取得
選出時点では4つ(Cloud Practitioner・AI Practitioner・SAA・SAP)を持っていましたが、この一年でさらに8つを追加取得し、合計12冠になりました。
- AWS Certified Developer – Associate
- AWS Certified SysOps Administrator – Associate
- AWS Certified Machine Learning Engineer – Associate
- AWS Certified Data Engineer – Associate
- AWS Certified Machine Learning – Specialty
- AWS Certified Security – Specialty
- AWS Certified DevOps Engineer – Professional
- AWS Certified Advanced Networking – Specialty
資格取得支援コミュニティは自分自身で企画・運営したものだったので、運営しながら自分も学ぶと良い経験になりました。任期終了までに目標としていたAWS資格12冠を達成できたことは、この一年の大きな自信になっています。
ジュニチャンになって変わったこと
いい意味で「ジュニチャン」を言い訳にするようになった
「ジュニチャンだから登壇してみよう」「ジュニチャンだからイベントを企画してみよう」と、選出されたことを行動するきっかけとして使えるようになりました。肩書きをポジティブに活用する感覚は選出される前にはなかったものですし、登壇やイベント企画へのハードルが以前よりも低くなったように思います。
挑戦をするようになった
イベントの企画・運営は、やったことのないことの連続でした。connpassのページ作成から告知、当日の進行まで、試行錯誤の連続でした。資格取得支援のもくもく会はなかなか人が集まらず、また資格の種類が10以上あるためそれぞれ目指すものが異なり、全員が一緒に勉強する場を作ることの難しさも感じました。ハンズオンでは資料の事前共有を怠ったことで当日の進行がスムーズにいかない場面もありました。それでもその都度反省して次に活かす、ということを繰り返した経験は大きな自信になっています。
アウトプットに関する考え方が変わった
「完成度より継続」という意識に変わりました。完璧を目指して出せないより、荒削りでも出し続けることに価値があると実感できた一年でした。
おわりに
一年間を振り返ると、技術的な成長はもちろん、コミュニティを動かす経験や人との繋がりが一番の財産だったと感じています。
今期(2026年度)もジュニチャンのプログラムは継続されるとのことです。今期は発表を控えている段階ですが、来期も続く場合、もし興味を持っている方がいればぜひ挑戦してみてほしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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