お久しぶりです、ギークフィードのtakeuchiです!
最近はYouWireの業務やマーケティングや採用に関することをやっています。
そこで今回はマーケティングの一貫でGoogle広告を利用した半年間の感想をお話したいと思います。
目次
はじめに
2025年の夏ごろから、Google広告の運用をスタートしました。
それまでマーケティングの実務経験はほとんどなく、広告運用も初めての挑戦でした。
この記事では、約半年間の運用を通じて実際に起きたことや、つまずいたポイント、
そこから学んだことをまとめています。
そして、簡単に広告の設定手順なども紹介しています。
同じように広告運用を始めたばかりの方の参考になれば幸いです。
今回の運用概要
今回の運用では、P-MAXと検索広告の2種類のキャンペーンを使用しました。
入札戦略は「コンバージョン値の最大化」を選択し、メインコンバージョン(問い合わせ送信完了)にのみ値を設定する構成にしています。
以下では、実際の設定の流れを順番に紹介します。
広告設定の流れ
今回はP-MAX広告を例に簡単な設定の流れをお話します。
① キャンペーン目標を選択する
最初に行うのがキャンペーン目標の選択です。「販売促進」「見込み顧客の獲得」「ウェブサイトのトラフィック」など複数の目標から選びます。
今回は問い合わせ獲得が目的だったため、「見込み顧客の獲得」を選択しました。

② キャンペーンタイプを選択する
目標を選んだ次はキャンペーンタイプの選択です。
P-MAX、検索、ディスプレイ、動画などから選べます。
今回はP-MAXと検索広告の2種類を使用しました。P-MAXはGoogleの複数の広告枠にまとめて配信できるキャンペーンで、検索広告はユーザーが検索したキーワードに連動し表示される広告です。

③ コンバージョン目標を設定する
キャンペーンに紐づけるコンバージョン目標を設定します。ここでどのコンバージョンを使うかを決めます。

④ 入札戦略(単価設定)を選ぶ
入札戦略では「コンバージョン」と「コンバージョン値」の2種類から選択します。
- コンバージョン数の最大化:コンバージョンの件数をひたすら増やす戦略
- コンバージョン値の最大化:設定した値をもとに、より価値の高いコンバージョンを優先して獲得する戦略
今回は「コンバージョン値の最大化」を選択しました。複数のコンバージョンを設定している中で、最も価値のあるメインコンバージョン(問い合わせ送信完了)をAIに優先して狙わせたかったためです。メインコンバージョンにのみ値を設定し、それ以外には値を設定しない構成にすることで、AIが自然とメインCVを優先するようになります。

⑤ 広告アセットを入力する
入札戦略の設定が終わると、広告の中身となるアセットを入力します。広告見出し、説明文、サイトリンクなどを埋めていく作業です。
ここでの充実度がその後の成果に大きく影響します(詳しくは次のセクションで)。

1ヶ月目:まず広告アセットを整えることから
運用を始めてすぐに取り組んだのが、広告アセットの充実です。
Google広告には「アセットの充実度」という指標があり、見出しや説明文、サイトリンクなどの項目を充実させるほどスコアが上がります。このスコアが高いほど、広告がより多くの枠で表示されやすくなります。
充実度が「非常に高い」と表示されるまで各項目を丁寧に埋めていったところ、1ヶ月ほどでメインのコンバージョンである問い合わせ送信完了が取れるようになりました。

2〜3ヶ月目:突然コンバージョンが取れなくなる
順調に見えたのも束の間、2ヶ月目以降はコンバージョンがほとんど取れない状態が続きました。
原因を調べていく中でわかったのが、データ不足の問題です。
Google広告のAIは、蓄積されたコンバージョンデータをもとに最適化を進めます。しかし問い合わせ送信完了というゴールはハードルが高く、データがなかなか集まらないため、AIの学習が進まない状態になっていました。
3〜5ヶ月目:マイクロコンバージョンの導入で改善
この問題を解消するために導入したのが、マイクロコンバージョンです。
マイクロコンバージョンとは、最終的なゴール(メインコンバージョン)に至るまでの途中段階をコンバージョンとして設定するものです。
今回は「問い合わせ送信ページへの来訪」をマイクロコンバージョンとして追加しました。送信完了よりも手前のステップなので、データが集まりやすく、AIの学習を促進させることができます。
設定から約1ヶ月後、再びメインコンバージョンが取れるようになりました。
運用して個人的に大事だと感じたポイント
半年間を通じて、最も重要だと感じたのは広告アセットの充実度をとにかく上げることです。
Google広告にはアセットの充実度を示す指標があり、見出しや説明文、サイトリンクなどの項目を埋めるほどスコアが上がります。このスコアが高いほど広告が表示されやすくなるだけでなく、
AIの最適化がうまく機能するための土台にもなります。
設定を始めたら、まず充実度が「非常に高い」になるまで各項目を丁寧に埋めることを優先するのがおすすめです。
Google広告スタッフのサポートについて
運用を通じて非常に助かったのが、Google広告スタッフによる月1回のフォローアップです。
定期的に担当スタッフと運用状況を確認し、改善のアドバイスをもらえる機会があったことで、一人では気づけなかった点を早めに修正できました。
Google広告を始める際は、こうしたサポートをぜひ積極的に活用することをおすすめします。
問い合わせが来たあとの対応も大切
Google広告でコンバージョンが取れるようになると、次に意識したいのが問い合わせ後の対応です。
広告で集客できても、その後の電話対応の質が伴わなければ成果にはつながりません。弊社では YouWire を活用し、通話録音・音声テキスト化を行っています。
対応内容を振り返ることで、どんな質問が多いか、どのような説明が響いているかを把握でき、広告のクリエイティブや訴求内容の改善にも役立てることができます。
また、YouWire は MCP Server にも対応しており、AI と連携した通話データの活用も可能です。
やってしまったミス:意図しないページへの誘導
運用を振り返って、反省しているミスが一つあります。
Google広告には「最終ページURLの拡張」という機能があり、設定によっては広告クリック後にランディングページ以外のページに誘導されることがあります。
しばらくの間、広告をクリックしたユーザーがLPではなく導入実績ページに飛ばされている状態が続いていました。気づいたのは社内からの指摘がきっかけで、期間がどのくらいだったかも正確にはわかりません。導入実績ページにかなりのビュー数が集まっていたことから、その分のクリックがコンバージョンにつながらず無駄になっていたと思われます。
広告の設定は一度やったら終わりではなく、意図した通りに動いているかを定期的に確認することが大切だと改めて感じました。特に最終ページURLの拡張設定は、意図しない挙動につながりやすいので注意が必要です。
この最終ページURLの拡張は、Google広告の「AIの最大化」におけるアセットの最適化機能の一つです。アセットの最適化にはほかに「テキストのカスタマイズ」「検索語句の拡張」も含まれており、いずれもAIが自動で広告を調整する機能です。把握しておくと運用に約立つため、紹介します。
テキストのカスタマイズ
AIが広告コピーとランディングページの関連性を高めるために、
広告文を自動で調整する機能です。アセット画面から確認・管理できます。

検索語句の拡張
AIが設定したキーワード以外にも関連性の高い語句に広告を表示する機能です。
検索語句レポートで確認できます。

AIの最大化機能は分析にも使える
テキストのカスタマイズや検索語句の拡張に共通していえることですが、AIがどんどん内容を追加・変更している場合は、登録しているキーワードや広告文と実態との間に乖離がある状態のサインです。逆にAIの介入が少ない場合は、的を得た設定ができているということでもあります。
意図的に見に行くことで、現状の広告の精度を測る指標としても活用できます。
おわりに
マーケティング初心者としてGoogle広告の運用を始め、最初はコンバージョンがまったく取れない時期もありましたが、アセットの充実やマイクロコンバージョンの活用を通じて少しずつ改善することができました。
広告運用は設定して終わりではなく、データを見ながら継続的に改善していくものだと実感しています。同じように運用を始めたばかりの方にとって、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
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