【Kiro・Playwright】社内でフルAI開発バトル!!「1行も書かずに」Todoアプリを完成させた話〜takeuchiの場合〜

こんにちは。セールスアシスタントのタケウチです。

このブログはギークフィードアドベントカレンダー2025の7日目の記事です。

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自己紹介

クラウド開発事業部所属のタケウチです。
普段はセールスアシスタントを担当しています。非エンジニアで、普段は営業寄りの仕事をしています。

普段使ってるAIツール

日常的に以下のAIツールを活用しています。

  • ChatGPT(たまに)

企画概要とゴール

今回、「フルAI開発バトル」という企画に参加しました。

ルールはシンプルかつ過酷です。

 

詳しいルールや目的はアドベントカレンダー1日目の記事で紹介しております。

作業プロセス

要件の理解と整理

非エンジニアの私は要件の整理といっても何をすればいいんだ・・・?という感じで、

パニックだったので、とりあえず、運営から言い渡された必要要件をそのままKiroに投げました。

運営への質問事項

Kiroを目の前にして少しパニック状態だったので、

要件についての質問はする余裕がなく、基本的な操作方法について聴いたと思います・・・

Specs定義

要件を整理した上で、スペック駆動開発の第一歩として、Kiroに要件定義を依頼しました。

指示に至るまでの思考プロセス

どうしたらいいかわからなさすぎたので、

まずは初めは運営からもらった要件をそのまま投げ、アウトプット内容を見て、

修正していくという形をとろうと思いました。

Kiroへの指示

一番初めにKiroに投げたプロンプトです。丸投げです。

丸投げしただけですが、以下の画像のようなツールができました。

ここから修正していきたい内容をひとつひとつKiroに投げていく形で進めました。

正直めちゃくちゃ効率悪い方法なので、

あまりおすすめできませんが初心者でなにもわからない私には

このやり方が割とあっていたのかなと思います。

AWSへのデプロイ方法も全くわからなかったので、そのあたりもKiroに質問しました。

 

すると初心者でもわかりやすいコンソールからのデプロイ手順を教えてくれました。
手順に従うと知識のない私でもちゃんとデプロイを行うことができました!

 

そもそも、デプロイに必要なファイルの場所すらわからないというひどい状態だったので、雑に以下の画像のような質問もしてますが、

ちゃんと教えてくれました。

Kiroの出力

  • requirements.md
  • design.md
  • tasks.md

出力の判定と修正

Kiroの出力を確認し、期待通りか、修正が必要かを判断しました。

判定結果

修正必要

良かった点

  • 要件を丸投げしただけで、最低限の機能は実装されていた。

問題点

  • 元に戻すボタンは削除して、完了のチェックボックスに変更
  • 編集操作を加えると行ったアクションが数秒間文字で表示されるようになっていたので、表示が出ないように修正

Kiroとの対話

  • 元に戻すボタンは削除して、完了のチェックボックスに変更
    →指示内容:もとに戻すのボタンはいらない。
    TODOリストみたいにタスクにチェックする形に変更。
    →修正OK
  • クリックするとタスク詳細が見れるようにした
    →指示内容:タスク追加の画面に詳細を記入できる項目を追加、
    詳細についてはタスクをクリックすると見れるようになる仕様。イメージとしてはクリックするとタスクがひらき、詳細も見れるようになるイメージ
    →修正OK
  • 指示内容:タスク作成画面をポップアップ形式で出てくるようにした
    →指示内容:タスク作成画面をポップアップ形式で出てくるようにしたい
    →修正OK
  • デザインをおしゃれにしたい
    →現在のUIが味気ないのでシンプルだけど少しおしゃれな感じにしてほしい。
    ピクトグラムなどいれて直感的にわかりやすくしてほしい。白基調のニューモーフィズムにしてほしい。
    →修正OK
  • 左側にタスク一覧を並べて、右側には、当日やらなければいけないタスクを並べる。
    左側にタスク一覧を並べて、右側には、当日やらなければいけないタスクを並べたい。
    →イメージ通りのものがアウトプットされたが、2カラムレイアウトにしたことにより、一部変な改行が入ってしまったので、修正をした。

テスト実装

  • タスク追加 – フォーム入力、追加、成功メッセージ表示、フォームクリア
  • タスク編集 – データ読み込み、更新、ボタン切替(追加↔更新)、成功メッセージ
  • タスク削除 – 削除実行、リストから削除、「元に戻す」ボタン有効化
  • タスク復元 – 最後に削除したタスクの復元、「元に戻す」ボタン無効化
  • データ永続化 – ページリロード後のタスク保持、削除状態の保持、復元機能の保持
  • 入力バリデーション – 空のタイトル拒否(HTML5)、空白のみのタイトル拒否(JavaScript)、編集時のバリデーション、エラーメッセージ表示

成果物

実際に作成したものが以下です。

期日を過ぎたタスクについては赤く色付けをするようにして、わかりやすくしています。

新しいタスクを作成する際はポップアップを表示させ入力します。

誤って削除して場合は元に戻すボタンを押下することでタスクを元に戻すことができます。

所要時間

4時間前後

主な機能

  1.  タスク管理(CRUD操作)
    タスクの追加(タイトル・詳細・期限・優先度)
    タスクの編集
    タスクの削除
    タスクの一覧表示
  2. ステータス管理
    チェックボックスで完了/未完了を切り替え
    シンプルな2段階管理
  3. カラムレイアウト
    左側:すべてのタスク一覧
    右側:今日のタスク(期限が今日のもの)
  4. データ永続化
    ブラウザのLocal Storageに保存
    ブラウザを閉じても復元可能
  5. 復元機能
    削除したタスクを元に戻せる
  6. UI/UX
    ポップアップモーダルでタスク作成・編集
    アイコン付きの直感的なボタン
    1ページ完結のシンプル設計
    グラデーション背景とアニメーション
  7. 詳細表示
    タスクをクリックすると詳細モーダルが開く
    すべての情報を確認可能

工夫点など

親しみやすく、使いやすそうなUIにすることを意識しました!

そのために工夫した点は以下となります。

  • 2カラムレイアウト – 全タスクと今日のタスクを同時表示し、優先度を視覚化
  • モーダルUI – タスク作成・編集をポップアップ化し、画面遷移なしで完結
  • アイコン活用 – Font Awesomeで直感的な操作を実現

 

発見と学び

私はツールの開発などをしたことがなく、

最初はコードがたくさん並んでいる画面を見ただけで焦っていましたが、

そんな知識のない私でもほぼ自力でツールを開発することができました。

コードの中身がわからなくても、AIとの対話だけでここまで作れるんだと驚きました。

また、機会があれば今後も活用していきたいと思いました。

感想

良かった点

AIとの対話だけで作れるので、非エンジニアな何もわかっていない私でもツールを作ることができました。

日常業務を効率化するためのツールなども作成してみたいなと思いました。

苦労した点

最初に要件をまとめきれず丸投げしたのでAIとの無駄な対話が増えてしまったこと。

今後に活かせること

私は非エンジニアですが、

日常業務を効率化するためのツールなども作成し利用してみるのに良いかもと思いました。

今後も積極的に活用していきたいと思います!

 

この記事が、少しでもみなさんのにお役に立てば幸いです。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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